014 サーティワンのパイント

サーティワンのアイスクリームにハマってる。サーティワンのおいしさはアメリカンな甘さだと思っているので、一押しはバニラ味である。


サーティワンは高い。店によってはハーゲンダッツの方が安く買えるおねだん。そして僕はアイスを一度にたくさん食べない派である。小さい頃はあまり気にしていなかったけど、おやつどきにレギュラーサイズのダブルを頼むのが基本みたいな雰囲気は完全にアメリカ基準でそれも乙だが、たべたいときに食べたい分だけちびちびつつくのも贅沢なたのしみである。高いアイスを無理して食べ切るようなことは避けたい。


そんなみみっちい願いを叶えるのがパイントサイズである。パイントサイズとはスーパーでよく見るレディーボーデンのデカいカップのアレである。おそらく多くの人はパイント指定ができることなど知らないのではないか。僕も最近知った。店内上部のメニューにしっかりとパイント、そのさらに倍であるクオートがデカデカと掲示されているが、みな無意識のうちに見なかったことにしてるのではないだろうか。ともあれ、大容量であれば単位にしばられることなく好きな分だけほじくれるというわけだ。


通常サーティワンは丸っこいアイス玉にして提供するが、パイントサイズはみちみちに入っているので安心して欲しい。容量的にはレギュラー3個分とされているが、どのくらいお得なのかは考えないようにしている。アイスがデカい容器に詰まっている物体というのは非常に満足感がある。アメリカ人はこれを1日でたいらげるのかもしれないが、小食の日本人にとっては十分バカの食べ物(褒め)である。クオートサイズも買いたいが、冷凍庫に立てて入らなさそうなので今回はパイントで抹茶とジャモカコーヒーで2個分にした。ちなみに「パイント2つ、抹茶とコーヒーで」と頼んだところ、「2つの味を1パイントにも入れられます」と言われたので、やはり複数の味を楽しみたいという人は挑戦してみてほしい(どんな詰められ方をするのだろうか)。