006 いわし吟味
ここ数年お寿司にまったく気が向かなかったのだけど、回転寿司ならちょっと入って数皿たべて出るというおやつ食い的な使い方ができると気づいてから、ちょくちょく行くようになった。僕は少食なので、起きるのがおそかったりしてお昼ごはんをがっつり食べたくないときにはちょうどよく、昼時を過ぎた空いた時間帯に入れるのもうれしい。
回転寿司に入ったらまず頼むのはいわしと決めている。いわしはおいしい。最初はあのつやぷりっとした見た目をなにかで見て無性に食べたくなったからだが、あらためていろいろ食べてもやはりいわしは別格にいい。食べすぎると胃がイワシ臭くなるが、僕は気にしない。
全国チェーンではスシローが一番おいしいような気がする。他の食べ物ほど舌がうるさくないのでどれもおいしいが、魚肉の食感と脂のうまみがちょうどいい。こういうのが鮮度の問題なのかもしれない。身はすこし小さめ。はま寿司のほうが大きい気がする。はま寿司は注文のしやすさが断トツなのでここもよい。金沢にはご当地回転寿司屋もいくつかある。どこも一皿300円以上のちょい高級路線であるが、お値段に見合う旨さである。僕はすし食いねぇ(店名です)と左衛門にいってみたがどちらもたいへん満足だった。でもやっぱりお高いのでおやつ的に入るのは違う気がしている。
注文はいわし、あじ、さばとアオサ汁が基本のワンセットである。いわしがおいしければ追加でいわしをもう1皿たのむ。100円寿司ならこれで600円くらい。赤だしで一時的にお腹が膨れるので、食べすぎてないのにちゃんと食べた感もあってすごい。ただこのセットもちょっと飽きてきたので、次はいわし3皿とミニラーメンにしようかと思う。
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